2003年02月18日

集団における思考停止。常識と非常識。個人と社会。

人が好奇心をなくすのはいつからなのだろうか。
いつの間にか人は有る一定の見識を手に入れてそれを中心にして物事を捉えるようになる。
なぜ?に対する答えは自分の中のロジックが提供するようになり、その答えは疑問視されることは少ない。

社会が常識を作り上げるのはいつからなのだろうか。
いつの間にか社会は有る一定の見識を手に入れてそれを社会運営の見えない基盤とする。
計り知れない物事や、どちらでも良い物事は、文化や常識と言われる共通概念が提供し、その答えが疑問視されることは少ない。続きを読む
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2003年02月12日

暗黙知としての法、「道徳」の消失がもたらすもの

インターネットは、ネットワークコミュニティというものを生み出した。それは物理的な、そして時間的な制約が取り払われたインタラクションによって形成される。
物理的な、時間的な制約とはなんであるか、
物理的な面とは、ある人物とある人物が情報交換する際に、時間をかけて、その人物自体が移動する必要性がなくなったということである。すでに電話などによっても実現されてきたが、それがさらに進化し、複数の人間間で、遠隔地間においてもフェイストゥフェイスとかわらない情報交換が可能となりつつある。続きを読む
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