特に何か主張したいことあるわけではないですが、忘備録としてオックスフォード大学の紹介ビデオを2つ。一つは、1941年製のビデオ。もうひとつは2007年のビデオ。何がすごいって、何も変わっていない事ですね。
まずは昔の映像から、ブリテッシュカウンセル提供の動画です。
自分だと7割方どこで撮っているのかわかるのですが、信じられないぐらい変わってない。車と自転車が新しくなって、生徒がもっとカジュアルな格好をするようになって、観光客が増えたぐらいでしょうか。
そして、もっと最近の動画。こちらはビジネス・スクールが用意したビデオです。
上のビデオと見比べてもらえるとわかりやすいかもですね。
変わらない伝統と、変えようとする力。その2つが見事に融合している大学だと思います。
例えば、この生徒たちが遊んでいる庭。高速無線LAN完備です。eduroamでビジターもアクセスがしやすく、また早い。図書館も変わりました。例えば、郊外に
http://www.guardian.co.uk/books/2010/oct/07/bodleian-library-swindon のような倉庫があり、そこから一日二回配送があります。あまり使われない本は、ウェブサイトで予約をすれば、次の日の午前中には自分の指定した80箇所近くある図書館の何処かの場所で受け取れるシステムがあります。SOLOというオンライン・データベースも日経テレコンまでカバーしている充実ぶり。
伝統ある大学の着実な変化、これから学ぶことは日々沢山あります。さて、日が長くなってきました。今日はいい天気です。外にでも出ようと思います。
ではまた。
【留学-生活編 (oxford MSc&DPhil)の最新記事】
大学が人類の文明化を担っているという自負があるというのは、言われてみれば当たり前ですが、凄いことですね。果たしてそのような自負を持っている先生が、日本にどれほどおられるのか。文科省とは異なる組織が教育を担う時期に日本は来ているのでしょうね。
日本のことはよく知りませんが、その志なくしては学徒なる資格はないと考えています。
それは、大学という組織の構成員全員、すなわち、教師、職員、生徒、の全員が持つべきものでしょう。
逆に、その志が一箇所に集まる事で、それを醸成できる組織としての大学が創りだされると思います。
そして、その組織があることで、それがさらに、次の世代の志を持った教師、職員、生徒を創りだしていくのでしょう。
出来れば、日本に貢献したいものです。
今後とも宜しくお願いしますm(_ _ )m